昔のままの祭りを継承する諏訪神社
諏訪神社は、信濃国(現在の長野県)諏訪大社の分社で鎌倉時代に創建されたといわれています。現在の御本殿は、総ヒノキ造りで、明治36年に造営されました。参道入り口の鳥居左側には水が湧き出していて「御井戸」と呼ばれ、名水で知られています。
さて、ここからは、諏訪神社ではで執り行われる神事を紹介します。
毎年8月26,27日に大祭が行われます。これに先立ち8月20日に神聖な谷である「明神(みょうじん)谷(だに)」でヤマメを釣り上げ塩漬けにし、アワを詰め特殊神饌をつくります。この神事は、「ヤマメ祭り」ともよばれており、静岡県指定無形民俗文化財に指定されています。
さらに、井川地区では、数年に一度神楽大祭が開催されており、井川の集落で受け継がれる舞が奉納されるそうです。神楽大祭では、舞だけでなく、氏子、総代が作る切り紙や天井の飾りつけも見事だそうです。
昔にタイムスリップしたかのような時間が体験できます。
神事や神楽を今後も受け継いでいく中で、一番の課題とされているのが、後継者不足とのこと。今年も本当に神事や神楽ができるのか、それだけの人数が集まるのか心配されていました。 しかし、神事や神楽を絶えさせることだけは、絶対にしてはならないと、滝浪さんの熱い思いが伝わってきました。
滝浪さんにように、街の方々の参加を温かく迎えるという姿勢が、これからの諏訪神社の伝統を守っていく新しい形なのではないでしょうか?
諏訪神社の伝統は若い滝浪さんにしっかりと受け継がれています。
あなたも諏訪神社の大祭を訪れてみませんか?
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