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里山の人々 – 滝浪和子(たきなみ かずこ)さんPeople of woodlands

見たものを人形にしてみただけですよ。

 とうもろこしの皮は、肌色を少し白くしたような、なんとも上品な色合いが美しい。そこに目をつけた滝浪さんは、神事、風習などさまざまなジャンルの「人」をテーマに、とうもろこしの皮を使った人形創作をはじめたといいます。

「諏訪神社のおを見てね。きれいだなぁ、と思ったの。そうしたら、お人形さんにしてみたいなぁとひらめいたのね。ただの道楽です。最初は、いくら作ってもなかなか人の顔に見えなくてね。中にいれる綿の量を工夫してみたり、とうもろこしの皮の大きさを調整してみたりしてね、試行錯誤でしたよ。でも、あるとき諏訪神社の神官様に作品を見せたら、これはすばらしいから、作ったら神社に持ってくるように。と、おっしゃってくださってね。うれしいやら困るやら…。でも飽きずに続けているの」と滝浪さん。

井川の神楽は、午後1時から深夜3時まで夜通し奉納され、地域の方や遠方からの方など、多くの人で賑わいます。滝浪さんの作品は、その凜とした空気感とともに神楽の様子が見事に再現されています。とても素人が作った作品とは思えない完成度!作品は、神楽やヤマメ祭りなどの神事に始まり、茶摘み、ひえつきなどの庶民の暮らし、お孫さんの剣道やサッカーの試合の様子など多種多様。

 「このひえつきの人形は、私のおばあさんやご近所の方がモデルです。目をつぶるとまぶたの裏に焼きついているんです。それを人形にしたの。」と、ジオラマ風の作品を手にとって見せてくださいました。「おばあさんたちはね、こうして食料が乏しいときも、一生懸命を引いたり、をついたりして働いてね、私たち孫に食べさせてくれてね。一生懸命に育ててくれたんですよ。」と滝浪さん。たしかに写真では伝えきれない「人々の暮らしを今に伝える資料」としても価値ある作品といえます。お土産品としてではなく、自分の感性に響いたものだけを黙々と作品に仕上げていく滝浪さん。その作品から伝わるものは、井川の自然や暮らし、そして人々の愛です。

「何だかうまく行かずに、もうやめた!なんて言っても、2~3日経って、気が付いてみるとまた作っているんですよ(笑)まあ、いつまでできるかわからないけどね。やっていると没頭できるからね。無理しない程度に作り続けますよ。」と滝浪さん。「すばらしき井川」が込められた作品を、いつまでも作り続けてほしいと願います。

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  • 「神楽は私たちの命ですよ」
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