山小屋レポート - 千枚小屋report
スタッフを大切にしたチームワークが自慢です!
施設情報
営業期間 | 2023年7月13日(木)~10月9日(月祝) |
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標高 | 2,600m |
収容人数 | 80人 |
料金 | 1泊2食 13,000円(寝具込) |
食事提供 | 夕食 2,000円 朝食 1,000円 弁当 1,000円(別途) 飲料類の販売あり |
テント | 幕営 一人2,000円(30張) |
トイレ | あり |
水場 | あり |
WEBサイト | https://www.t-forest.com/alpsinfo/climber/lodgeinfo/ |
予約について | 小屋泊は、事前に予約が必要です 【6/1から予約受付開始】 |
問い合わせ先 | (株)特種東海フォレスト 事業開発部 電話番号:0547-46-4717 |
山小屋で働いてきた経験と視点を生かして
2018年から千枚小屋の管理人を務めている後藤さん。オフシーズンは札幌で暮らしている。10代の頃に屋久島の縄文杉や宮之浦岳に登り、登山の魅力に取りつかれたそう。その後、21歳から山小屋で働くようになり、北アルプスや南アルプス北部などの山小屋を転々としてきた。いつかは自分の山小屋を持ちたいと思っていたところに、千枚小屋の管理人募集の話が舞い込み、決意した。33歳という年齢は、管理人としては若い。管理人になった今、これまでスタッフとして働いてきた経験や視点を生かし、スタッフが働きやすい環境づくりに注力している。「スタッフも同世代が多く、活気があります。チームワークの良さを自慢にしていきたいです」と抱負を語ってくれた。今後は、飲食店で働いていた経験を生かし、料理にももっと自分のカラーを出していきたいとのこと。そのためにも、スタッフ同士のチームワークを高めることが重要だと考えている。
千枚小屋の周辺の景色
一番の魅力は、目の前に広がる富士山の眺望だ。「時間帯によって表情を変える富士山を楽しめます」と後藤さん。日の出前の朝焼けの美しさは神々しく、感動的だ。また、自炊者用の小屋からは、悪沢岳、赤石岳、深南部など、南アルプスの大パノラマを眺めることができる。
南アルプス固有の高山植物も多彩で、オオサクラソウやタカネビランジをはじめ、晩夏にはアカイシリンドウやサンプクリンドウなども見られる。鹿はもちろん、たまにオコジョやルリビタキ、イワヒバリなどにも出合えるそうだ。
千枚小屋のこだわり
「こだわりはとくにありませんが、ボリューム感と見栄えの良さを工夫しています」と後藤さん。飲食店で働いていた経験を生かした名物のハンバーグは、手作りのソースが好評。野菜もバランス&センスよく添えられ、ボリューム感も十分だ。また、2012年に建てられた小屋は比較的新しく、客室は蚕棚、土間は吹き抜けとなっていて解放感たっぷり。食堂からは富士山も眺められる。
登山時に注意すること
千枚小屋までの登山道で危ない箇所はとくにないが、だらだらと長い道が続く。自分の体力と体調をきちんと把握し、それに合った無理のない登山計画を立てることが大切だ。
静岡市から登る南アルプス
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