女子旅レポートreport

井川2日目は、2つのお祭りに行きました。

1つ目のお祭りは、毎年恒例行事の『井川ダム祭り』。開催される井川神社に向かいます。
お祭りの開始を知らせる花火があがると、続々と井川の人たちが井川神社に集まってきます。

厳かな神事の後、昔から伝わる井川神楽が奉納され、1年の豊作に感謝します。神事や神楽の奉納が終わると、天狗を筆頭にお神輿を担いだ白装束の男性たちが行列を組み、井川の街中を練り歩きます。『天狗が先頭を歩く』。これは、邪気払いの意味もあり、祭りの開催当初から踏襲されている伝統なんだよ、と地元の人が教えてくれました。

また、ここ数年の試みで、特別に井川ダムを内覧できるチケットも人数限定で配布していました。チケットをいただけたので、後ほど井川ダムに立ち寄ってみることに！

井川神社を後にして神社の参道に行ってみると、朝市が開催され、新鮮な野菜やお茶といった地元の農産品や在来作物が販売されていました。在来作物は、通常の農作物と比べて安定供給が難しいためスーパーマーケットなどに出回らず、井川でしか入手できないものも多いと言われています。この朝市では、スーパーマーケットであまり見かけない井川の在来作物がところ狭しと販売されていました。

旧井川小学校の体育館では、地元の農家の方が作った農作物の品評会が開催されていました。展示された農作物は入札制で、一番高く入札した人が購入できるようになっています。優秀な農作物を作った農家の方への表彰式も行われ、賞状が贈呈されていました。

ひとみんさん
『昔から村でやっているようなお祭りをずっと見てみたいと思っていました。念願が叶ってとても嬉しいです！山の中だけど飾り付けとかキレイでした。』

みくさん
『地元のお祭りに似ているなと感じるところがありました。井川で見られるとは思いませんでした！』