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山小屋レポート - 赤石岳避難小屋report

赤石岳避難小屋

※施設情報は2026年のものになります。
赤石岳避難小屋

施設情報

営業期間 2026年7月11日(木)~9月22日(火)
標高 3,090m
収容人数 10人
料金 1泊素泊まり/11,000円(寝具付)
※事前予約なく利用 1,000円加算
食事提供 軽食販売あり(レトルト食・カップ麺等)
飲料類の販売あり
テント 幕営なし
トイレ あり
水場 なし
WEBサイト https://www.t-forest.com/alpsinfo/climber/lodgeinfo/
予約について 小屋泊は、事前に予約が必要です
【6/1から予約受付開始】
問い合わせ先 (株)特種東海フォレスト 事業開発部
電話番号:0547-46-4717

山の上では、肩書に関係なく素の人間として付き合える

 長時間の登山の末に赤石岳避難小屋に到着する多くの登山者からは、社会的な地位や人間としての欲が削げ落ちるのか、素の人間同士として話ができることが、山小屋管理人としての喜びなんですよ、と管理人さんは語る。「自然の中を長時間歩く事で、無我になる『歩禅(ほぜん)』状態になるのかな」と管理人さんが付け加えた。

 様々な自然条件が織りなす高山の環境においては、自然から教わることが未だにいっぱいあるそうだ。標高3,000m級の山岳地帯では、花の傍らにある石をどけるだけで、次の年から花が咲かなくなり、気温10℃台の環境では、小屋の周りに暮らす小さな生き物一つ一つの生命が愛おしく感じるとのこと。

 「昔は、マナーの悪い登山者が多くて頻繁に叱ったものだが、最近の若い登山者は、マナーが良いんだよ!」と管理人さん。「登山しながら落ちているゴミをいっぱい拾ってきた若い登山者に、嬉しくていっぱいご馳走しちゃったよ!」という話もあれば、山小屋付近で遭難しかけた高齢の登山者を叱ったという話も。20年前の装備で登ってきて、歩く力もなくなり倒れこんでしまったその高齢の登山者に、登山を諦めるように諭したそうだ。しかし、一年後にその方が、最新の装備で再度訪ねてきて、最初は誰か分からなかったが、自慢げな姿を見てびっくりしたそうだ。この方は当時80歳近い山男で、これまで赤石岳避難小屋を訪問した登山者の中では最高齢とのこと。「何歳になってもやり直しができるんだ!」という事を再確認したという。ここを訪れる一人ひとりが他人には想像し得ない様々な人生を歩んでいる。そういった人々と交流できることが、山小屋管理人の醍醐味なのだ。

「小屋の周りはまるで天国のよう」

 「赤石岳避難小屋周辺には多様な生物がおり、自然が作り出す神秘的な風景は天国のよう」と、管理人さん。小屋周辺では、イワヒバリやライチョウの家族に出合えることも。また、7月になるとクロユリや南アルプス南部では珍しいイワギキョウなど様々な種類の高山植物が花開く。

登山時の注意

富士山の山小屋を除くと、日本で最も高い場所(約3,100m)に位置する赤石岳避難小屋。付近の山小屋は、赤石岳避難小屋より500m程低い場所に位置しているのだが、この500mの差が登山者の体調にも大きく影響を及ぼすとのこと。夏季でも早朝の気温は10℃前後で、低体温症になる登山者もいる。夏でも登山する時は、十分な防寒対策が重要だ。

山頂の避難小屋から赤石小屋に向かう下山路で、気の緩みからか谷の方へ滑落する事故が起きているほか、高山病や熱中症、脱水症などにかかる登山者が多いとのこと。南アルプス南部のルートは、小屋と小屋との距離が離れているため、体調管理などは十分に気を付けたい。

赤石岳山頂より東の空を見る
赤石岳山頂より東の空を見る

一日中雨と稜線の強い風の中を歩いてきた登山者にとっておきのご褒美が出た
真っ白だった世界は急に開け大展望と大きな虹、
雨上がりの虹は明日晴天であることを物語る
山頂には登山者の大歓声と満面の笑みが

赤石岳から望む仙丈ケ岳
赤石岳から望む仙丈ケ岳

夜、伊那谷に溜まった雲は、日の出を合図に少しずつ上昇して稜線の低い所から静岡県側に流れ込んでくる
この時3000m峰は海に浮かぶ島のように見える
そして10時頃になると赤石岳山頂は雲に覆われてしまう

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静岡市南アルプス:大井川 椹島ロッヂ~赤石小屋~百間洞山の家~聖平小屋~椹島ロッヂへのルート

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静岡市南アルプス:大井川 椹島ロッヂ~赤石小屋~百間洞山の家~聖平小屋~椹島ロッヂへのルート
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