イベント情報Event information
南アルプス ユネスコエコパークミュージアム(M:I)
オープニングイベントが開催されました
去る7月12日(土)、静岡市の井川地区に開館した「南アルプスユネスコエコパークミュージアム」愛称 M:I(エムアイ)のオープニングイベントが開催されました。井川湖を一望できる高台に建つ、旧静岡市立井川小学校を活用したミュ―ジアムには、オープンを心待ちにしていた関係者や市民が続々と集まり、記念式典、トークセッション、そば打ち体験、ボルダリング体験など多彩な催しで賑わいました。

来場者で賑わうイベント会場


インフォメーション
記念式典では、難波喬司静岡市長が、南アルプスの自然環境保全・地域資源の利活用・井川地域の活性化の3つを軸に、来館者の方々に新たな発見、学びを提供する場としてミュージアムを大きく育てたいと挨拶。静岡大学客員教授増澤武弘さん、ミュージアム館長永松典子さんもそれぞれにミュージアムの今後に託す夢を語りました。


難波喬司静岡市長

静岡大学客員教授
増澤武弘さん

ミュージアム館長
永松典子さん
式典の後は、館内の大型パノラマシアターや井川の歴史、暮らしについてのパネル展示を自由に見学。雄大な南アルプスの自然が目の前に広がる迫力満点の映像に、驚く方も多かったようです。昼食時は、館内のレストラン赤石でジビエバーガーや井川の在来作物を使ったイベント限定のM:Iオリジナル弁当などが人気を集め、レストラン前には長い行列ができるほどでした。

大型パノラマシアター

ジビエバーガー
そして調理室では、静岡市のそば職人田形 治氏による蕎麦打ち体験教室を開催。参加者の皆さんは、静岡の在来そばの魅力についての説明を聞きながら、真剣な面持ちで蕎麦打ちにチャレンジしていました。

在来そばを使った蕎麦打ち体験教室
一方、校庭では地元の特産品の販売が行われ、ボルダリング体験コーナーは、終始子どもたちで賑わいました。

地元の特産品の販売

ボルダリング体験コーナー
イベントの締めくくりは、井川出身の山岳ランナー望月将悟さんと登山家の竹内洋岳さんのスペシャルトークセッション。山を愛するおふたりならではの和気あいあいとしたトークに、会場の皆さんは楽しそうに耳を傾けていました。

登山家/竹内洋岳さん
消防士・山岳ランナー・望月将吾さん
天候にも恵まれ、午前中から夕方まで、大勢の来館者で賑わったオープニングイベントは、ミュージアムにとって幸先の良いスタートとなりました。