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中野観音堂history and culture

中野観音堂

静岡県指定有形文化財になっている「中野観音堂仏像群」5体を安置する建物。

お堂内には平安時代中期に作られた千手観音立像をはじめとする5体の仏像が安置されています。その由来は、はっきりとわかっていませんが、地元では先祖が井川まで背負って運んできたと伝えられています。

その際、里芋を食べながら峠を越えたとも言われており、観音堂のお祭りでは今でも里芋に味噌をつけた芋田楽が参詣者に振舞われてます。

観音堂のお祭りは1月6日と2月7日の二晩行われます。かつては一晩中お堂で過ごしたことからお籠(こもり)と呼ばれています。

1月6日は1年に1度、御本尊が御開帳される日です。今では6日の晩に御開帳が行われていますが、かつては一晩お籠りをしたのち、1月7日の早朝、太陽の光が差し込むわずかな時間だけ御本尊を拝むことが許されたそうです。

(静岡県指定有形文化財)

●静岡市歴史文化課より

関連情報:中野観音堂を管理する

基本情報

所在地 〒428-0504 静岡県静岡市葵区井川 中野観音堂

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