登山中 9つの危険

道迷い

 登山道には様々な道標があります。登り口や分岐にある道標は、方向を矢印で示し地名と時間あるいは距離等が示されます。時間、距離はいずれも目安です。樹林帯には赤テープを木に巻いたり、岩礫帯では石を積んだケルンがあります。

 濃霧の中を歩いているうち、自分がどこにいるのかわからなくなり、不安に陥ります。
地形図とコンパスの使い方を熟知することが必要です。近頃は、GPS(グローバルポジショニングシステム)も活用できます。地形図もコンパスもなしで道に迷った時は、位置が分かるところまで引き返しましょう。

 低山は、仕事道、枝道も縦横にありコースを誤ることがあります。低山は、高山より地形を読み難いことも多いので注意が必要です。