南アルプスの魅力発見!
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女子旅レポートreport

女子旅Vol.07
標高1,400mの南アルプスで初夏の自然とコバルトブルーの湖を満喫

③ 鳥森山 登山

「1,570mの鳥森山で登山に挑戦」

畑薙第一ダム→椹島+鳥森山

白樺荘から10分ほど車を進めると、畑薙第一ダムが見えてきます。ここからは送迎バス(※1)に乗り換えて、鳥森山登山口のある椹島ロッヂを目指します。送迎バスが走る林道東俣線は、昔ながらのガタガタ道。しかし、バスからの車窓は見逃せないポイントがたくさん。
※1 畑薙第一ダムからは、一般車両通行止めの林道となります。椹島ロッヂや二軒小屋を利用する場合は、(株)特種東海フォレストの無料送迎バスご利用ください。(送迎バスの利用は、ロッヂなどへの宿泊者のみを対象としています。詳しくは、特種東海フォレスト0547-46- 4717)

畑薙第一ダム→椹島+鳥森山

畑薙第一ダムを出発して、最初に見えてくるのが畑薙大吊橋。181mもの長さで、スリルも満点。吊り橋から見える迫力のある景色には圧倒されます。さらに進むと、湖水がコバルトブルーの赤石ダムが見えてきます。山々の緑とコバルトブルーの湖が鮮やかで、まるで別世界にいるような美しさ。バスの運転手さんの説明を聞きながら、珍しい植物や、時折見える赤石岳など、様々な景色を楽しみながら移動することができるので、椹島ロッヂまでの道のりはあっという間です。

畑薙第一ダム→椹島+鳥森山

椹島に到着後すぐに鳥森山の登山に挑戦します。鳥森山登山を案内してくださるのは、登山ガイドの唐橋佳代子さん。まずはストレッチをして登山の準備を整えます。入念にストレッチを行った後は、標高1,100m地点となる、鳥森山入口から出発です。これから、400mあまりを登山していきます。
注意:登山は、汗や雨に濡れた時に乾きやすい速乾性のある服に、トレッキングシューズを履くなど、登山に適した服装で行ってください。また、山の天気は変わりやすいため、雨具や防寒具は必ずお持ちください。安全登山の基本を守り、事故のない登山を楽しみましょう。

畑薙第一ダム→椹島+鳥森山

歩き始めて数分、早速かわいい花を発見!フタリシズカ(二人静)という植物で、白い花が穂状についているのが特徴です。更に先へ進むと、花の中心が青く、うつむいている変わった花のギンリョウソウ(銀竜草)や、花の先端が巻いているようなユニークな形のマムシグサ(蝮草)なども見つけることができます。初めて見る植物ばかりで、レポーター2人も、真剣に唐橋さんの説明に聞き入ります。

畑薙第一ダム→椹島+鳥森山

登り始めは少し険しい登山道が続きますが、様々な植物を発見しながら楽しく登れるのも、鳥森山の魅力の1つです。登山途中には、標高や見どころなどが書かれ、全部で10個に分かれて作られている「鳥森山登山道」という看板が下げられているので、ぜひ、この看板を参考にしながら鳥森山登山を楽しんでください。

畑薙第一ダム→椹島+鳥森山

登山道を半分程過ぎたあたりで、少し斜面が緩やかになってきます。そこでは、幹回りが350㎝もあるミズナラの木や、キツツキが穴をあけた痕がたくさん残る木、熊の爪痕が残る木がところどころに見られます。野生動物達が、私たちが歩いているこの登山道の周りで生活していることが、とても身近に感じられます。鳥森山という名前だけあって、虫の鳴き声だけでなく、鳥の鳴き声も多く、登山者をその音色で癒してくれています。

畑薙第一ダム→椹島+鳥森山

「鳥森山」の名前の由来は、昔、毎年春になると、井川から鶏を連れて稗や豆を作りに来る男が、とある大豊作の年、荷が多く鶏を連れて帰ることができなかったため、鶏を籠に伏せ、餌をたくさんあげてから井川へ帰りました。翌春、雪解けを待って椹島へ戻り、籠を持ち上げたところ、鶏は声も立てずに高く羽ばたきましたが、全身の羽が抜け落ち、山へ落ちてしまったそうです。哀れに思った男は鶏を手厚く葬りました。それ以来鳥森山と呼ばれるようになったと言われています。

畑薙第一ダム→椹島+鳥森山

さて、ゆっくりなペースで、登り始めてから1時間半、ついに山頂に到着!天気にも恵まれ、山頂から見える景色はまさに絶景。目の前に南アルプスが一望できます。向かって左から上河内岳、前聖岳、奥聖岳、赤石岳、小赤石岳、悪沢岳まで、大パノラマが広がり、どこを見ても絵になる風景は、飽きることがありません。登頂記念に、山頂標識と写真をパシャリ。

畑薙第一ダム→椹島+鳥森山

目だけではなく、耳や全身で自然を感じることができる登山には魅力がいっぱい。ぜひ、登山に挑戦してみてはいかがでしょうか?

maimaiさん
「私がイメージしていた登山とはまた少し違い、森林の中を鳥や虫の声を聞きながら登山する、という形でした。空が曇ると虫の鳴き声が途絶え、晴れるとまだ元気に虫が泣き出し、とても興味深かったです。足元は土が柔らかくて歩きやすく、熊が木をひっかいた痕跡を発見したり、見た事のないお花を見ながら頂上を目指しました。頂上はお日さまがキラっと輝き、山脈がとてもよく見えました☆」
マユさん
「ガイドの唐橋さんと合流して、準備運動のストレッチをしてから登山を開始しました。始めは、急な斜面も多く、足元がとても狭かったのですが、途中からは、景色を楽しみながら登れるようになりました。歩いている途中では、セミの鳴き声が聞こえて、自然の音がとても心地よかったです。また、ガイドの唐橋さんが様々な植物の説明をしてくださったので、楽しく登ることができました。そして、頂上からの眺めは絶景で、とても達成感があるので、次に来る時は登山を体験したことのない友人と一緒に挑戦したいと思います。」

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